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Cerebras、新システム『CS-4』を発表——GPU比で最大30倍の推論速度

Cerebrasが3枚のWSE-3 Turboを束ねた『CS-4』を発表。CS-3比で最大2倍、GPU比で1利用者あたり最大30倍のトークン生成速度。出荷は今四半期から。

  • 2026-08-19
  • 最終確認日 2026-08-19
自分にどう関係する?

チャットや音声AIの応答がさらに速くなる土台の話。個人が買う装置ではなく、速さがどのサービスに反映されるかは各AI提供元しだい。

ニュースをやさしく解説

米Cerebrasは2026年8月19日、AIの回答生成(推論)を高速化する新システム『CS-4』を発表した。新しい『Nexus』構成で、同社の巨大チップ『WSE-3 Turbo』を1ラックに3枚束ねる。速度は前世代CS-3の最大2倍で、GPUを使う一般的な仕組みと比べると、1人の利用者あたりのトークン生成が最大30倍速いという。

チップはTSMCの5nm製造で、1枚に4兆個のトランジスタと90万個のAI向け演算コア、44GBの高速メモリ(SRAM)を載せる。10兆パラメータ級の巨大モデルでも毎秒1000トークン超を出せるとしており、最初の出荷は今四半期に始まる。

CerebrasはOpenAIの『GPT-5.6 Sol Ultrafast』の高速版も支えており、対話AIが『考えてから答える』のを待たずに、ほぼリアルタイムで返答できる基盤を狙う。私たちにとっては、チャットや音声AIの応答がさらに速くなる土台の話だ。ただし、これはデータセンター向けの高価な業務用装置で、個人が直接買うものではない。

速さがどのサービスに反映されるかは、各AI提供元の対応しだいになる。CEOのAndrew Feldman氏は2027年末までに600MW規模の計算能力を目指すと述べた。

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