GitHub CodeQL開発・コード確認済み

CodeQL 2.26.0、AIのシステムプロンプト注入を検出——OpenAI・Anthropic・Google GenAI SDKも対象

GitHubは7月10日、CodeQL 2.26.0を公開。JavaScript/TypeScript向けに、信頼できない入力がAIモデルのシステムプロンプトへ流れる経路を検出するクエリを追加した。OpenAI、Anthropic、Google GenAI SDK関連のシンクも拡張。

  • 2026-07-11
  • 最終確認日 2026-07-11
自分にどう関係する?

AIアプリの安全対策が、プロンプト文だけでなくコード解析にも広がっています。開発者はCIに組み込む価値があります。

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結論から言うと、AIアプリの「見えない命令文」を壊される危険を、コード検査で見つけやすくなりました。GitHubは7月10日、静的解析エンジンCodeQL 2.26.0を公開し、JavaScript/TypeScript向けにシステムプロンプト注入を検出するクエリを追加しました。

対象は、信頼できないユーザー入力がAIモデルのシステムプロンプトへ流れ込み、攻撃者がモデルのふるまいを変えられるケースです。

あわせて、Soraのプロンプト、OpenAI Realtimeのsession instructions、Anthropicの旧completionプロンプト、Google GenAIのcached contentやsystem instructionsなど、AI SDKの検出対象も広がりました。

Kotlin 2.4.0対応、C#、Go、Python、Swift、GitHub Actionsの解析精度改善も含まれます。AIチャット、社内エージェント、コード生成ツールを作る開発者にとっては、レビューで見落としやすい入力経路を自動で洗えるのが利点です。ただしCodeQLは万能ではなく、プロンプト設計、権限分離、ログ監査、手動レビューと組み合わせる必要があります。

出典はGitHub Changelogです。

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