Google LiteRT.jsローカルLLM確認済み

Google、ブラウザ内でAIを動かす「LiteRT.js」公開——WebGPU/WebNN対応で最大3倍、NPUでは5〜60倍高速化と説明

Google Developers Blogが7月9日、LiteRTのJavaScript版「LiteRT.js」を発表。WebAssembly、WebGPU、実験的WebNNで.tfliteモデルをブラウザ内実行し、画像・音声・物体検出などをローカル処理できる。

  • 2026-07-10
  • 最終確認日 2026-07-10
自分にどう関係する?

画像処理や音声処理をサーバーに送らず、ブラウザだけで低遅延に実行しやすくなります。プライバシー、サーバー費用、オフライン体験に効く更新です。

ニュースをやさしく解説

結論から言うと、GoogleはWebアプリでもAIをサーバーに送らず、手元のブラウザで速く動かしやすくしました。Google Developers Blogは2026年7月9日、LiteRTのJavaScript版「LiteRT.js」を発表しました。

LiteRTはスマホやPC上で機械学習モデルを動かす実行環境で、今回のLiteRT.jsにより、既存の.tfliteモデルをJavaScriptやTypeScriptのWebアプリに組み込みやすくなります。処理はブラウザ内で行えるため、画像、音声、物体検出、ベクトル検索などを低遅延で実行でき、データを外部サーバーに送る必要も減ります。

公式発表では、CPU向けにXNNPACK、GPU向けにWebGPU、NPU向けに実験的なWebNNを使い、既存のWeb実行環境に対して古典的な画像・音声モデルで最大3倍、CPU実行と比べたGPU/NPU利用では5〜60倍の高速化例を示しました。npmパッケージ、デモ、Ultralytics YOLOのLiteRTエクスポート対応も用意されています。

私たちに関係するのは、プライバシー重視の画像加工、音声処理、リアルタイム補助機能をWebだけで作りやすくなる点です。ただし性能値は環境依存で、ブラウザやGPU、発熱で変わります。出典はGoogle公式ブログです。

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