AIメモリの巨人SK hynixが米ナスダックへ——約4兆円(280億ドル)上場、AI半導体マネーが動く
AIブームでメモリ需要が急増する韓国のSK hynixが、米ナスダック上場を開始。調達額は約280億ドル(約4兆円)で、先月のSpaceXに次ぐ2026年2番目の規模。価格決定は今週、取引開始は7月10日ごろの予定。AIに必須のHBM(広帯域メモリ)の世界首位企業。
AIが速く安く使えるかは、このメモリの供給量に大きく左右されます。増産が進めばAIの処理コストが下がり、いま高価なAIサービスが将来もっと身近になる可能性があります。一方で供給がひっぱくすれば価格上昇につながる面もあります。
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AIブームで需要が急増するメモリ半導体大手、韓国のSK hynix(エスケイ・ハイニックス)が、アメリカのナスダック市場に上場します。ブルームバーグやロイターが7月6〜7日に報じたもので、調達額は約280億ドル(約4兆円)と、先月のSpaceXの巨額上場(約857億ドル)に次ぐ2026年で2番目の大きさになる見込みです。
上場する株式は「ADR(米国預託証券)」という形で、銘柄コードは『SKHY』。価格は今週中に決まり、7月10日ごろに取引が始まる予定です。SK hynixは、AIの計算に欠かせない『HBM(広帯域メモリ)』の世界トップ供給企業で、AI向け半導体で圧倒的なNVIDIAのGPUに搭載されています。
ライバルのサムスンが出遅れる中でいち早くHBMに注力し、AIブームの追い風で業績を大きく伸ばしました。今回の上場は、AIを支える“土台”である半導体にお金が集まっていることの象徴です。私たちに関係するのは、AIが速く安く使えるかどうかが、このメモリの供給量に左右される点です。増産が進めばAIの処理コストが下がり、いま高価なAIサービスが将来もっと身近になる可能性があります。
一方で、メモリはいまAIで最も不足しがちな部品の一つで、供給がひっぱくすれば価格上昇につながる面もあります。出典はブルームバーグ、ロイター、Fortune(いずれも7月6〜7日付)です。
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