Anthropic、約190億ドルのデータセンター賃貸契約——元ビットコイン採掘のTeraWulfと20年契約、Claudeの計算力を大増強
ClaudeをつくるAnthropicが、元ビットコイン採掘企業TeraWulfと20年間のデータセンター賃貸契約。契約全体でTeraWulfが受け取る額は約190億ドルで、同社の時価総額約120億ドルを上回る規模。米ケンタッキーに約401MWを整備する。
巨額投資が続く背景に、Claudeを使う企業や個人の需要の急増があります。AI利用が世界的に伸び続けている裏返しである一方、電力や環境への影響も今後の論点になりそうです。
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ClaudeをつくるAI企業Anthropicが、AIの計算力(データセンター)を大きく増やします。もとはビットコインの採掘(マイニング)を手がけていた米TeraWulf社が7月6日、Anthropic向けにデータセンターを提供する20年間の賃貸契約を結んだと発表しました。
契約期間全体でTeraWulfが受け取る金額は約190億ドル(約2.8兆円)にのぼり、これはTeraWulf自身の企業価値(時価総額)約120億ドルを上回る大きさです。場所は米ケンタッキー州ホーズビルにある「Justified Data」という拠点で、AIの計算用に約401メガワット(一般家庭でいえば数十万世帯分に相当する大きな電力)を段階的に整備します。
最初の電力供給は2027年後半、拠点全体の本格稼働は2028年初めの見込みです。発表を受けてTeraWulfの株価は月曜に一時19%上がり、その後は約4%高で落ち着きました。TeraWulfはこのデータセンターの建設に30〜40億ドルを投じる計画で、契約額の5分の1未満で造る見通しです。
私たちに関係するのは、こうした巨額の設備投資が続く背景に、Claudeを使う企業や個人の需要の急増があるという点です。つまりAIの利用が世界的に伸び続けている裏返しでもあります。一方で、AIには大量の電力と設備が必要になるため、電力消費や環境への影響も今後の論点になりそうです。出典はCoinDeskとSiliconANGLE(いずれも7月6日付)です。
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