会議の議事録をAIで作る完全手順:録音から要点・ToDo抽出まで
録音の同意、文字起こし、要点・担当・期限の整理、原文との照合までを順番に解説します。AIに任せる部分と人が確認する部分を分けて始めましょう。
録音の同意と利用条件を確認し、文字起こしから決定事項・担当・期限の下書きを作ります。最後に人が録音や原文と照合します。所要時間や短縮効果は会議ごとに異なります。
会議のあと、録音を聞き直しながら決定事項や担当者を探すのは手間がかかります。文字起こしAIで発言を文章にし、対話AIで下書きを整理する方法を紹介します。この記事の手順は作業の分け方の提案であり、特定の時間短縮を実測した事例ではありません。録音の長さ、音質、専門用語、確認する内容で所要時間は変わります。まず公開してよい短い録音で試し、手作業と比べて確認の手間が減るかを確かめてください。
ポイントは『録音→文字起こし→AIで整形→人が最終確認』という流れを固定化することです。一度テンプレートを作ってしまえば、毎回コピペするだけで安定した議事録が完成します。
この方法でできること
AIを使った議事録づくりでできるのは、大きく3つです。①会議の音声を自動でテキストにする(文字起こし)、②長い文字起こしを短い要点にまとめる、③『決定したこと』『持ち帰り(宿題)』『担当と期限』を表に整理する。これらをほぼ自動でこなせるため、会議中はメモではなく議論そのものに集中できます。
用意するもの
必要なのは、録音手段(Nottaなどのアプリ、ICレコーダー、PCやスマホの録音)と、整理用の対話AI(ChatGPT)だけです。どちらも無料枠から始められます。オンライン会議なら、ZoomやTeamsに同席させて自動で記録するツールもあります。
手順①:会議を文字起こしする
まずは音声をテキストにします。ここではNottaを例にします。リアルタイム録音と、取得済みファイルの取り込みを使い分けられます。無料プランは月120分でも、1回の文字起こしは3分までです。長い会議をそのまま無料で処理できるという意味ではありません。
- Nottaに無料登録し、会議の前に『録音』を開始(対面はスマホ、オンラインは同席機能や画面録音)
- 会議が終わったら録音を停止すると、自動で文字起こしが作られる
- 明らかな誤変換(社名・人名・専門用語)だけ、先にざっと直しておく
2026年10月17日に確認した公式料金ページでは、無料は月120分・1回3分まで、プレミアムは年払いの月換算1,185円(税込)です。無料で動作を試すことと、会議全体を記録する契約は分けて考えます。上限を避けるために重要な発言を録り落とす運用にはせず、必要な録音時間と保存・出力条件を公式で確認してください。
文字起こしツールの選び方
手順②:ChatGPTで要点に整理する
文字起こしはそのままだと長くて読みにくいので、ChatGPTに貼り付けて整形します。ここで最大のコツは『出力の形(見出しと項目)を具体的に指定する』ことです。ただ『まとめて』と頼むより、次のように指示すると、そのまま配れる議事録になります。
ToDoは『担当・期限』まで出させる
『ToDoを箇条書きで』だけだと、誰がいつやるのかが抜けがちです。『担当者と期限を表で』と指定すると、会議後の行動につながる議事録になります。会話に期限が出ていない項目は『要確認』と書かせると、あとで埋めるべき抜けに気づけます。
長い会議は議題ごとに分ける
2時間など長い会議は、文字起こしを一度に貼ると要約が雑になりがちです。議題ごとに区切って『この議題について①〜⑤で』と分けて整理させると、精度が上がります。最後に各議題の要約を1つにまとめれば完成です。
手順③:仕上げと共有
- AIが作った議事録をざっと読み、数字・日付・決定事項を人の目で確認
- 固有名詞の誤りを直し、社外に出せない情報が混ざっていないかチェック
- メール・チャット・ドキュメントに貼って共有。重要な合意はその場で参加者にも確認
AIの要約は便利ですが、発言のニュアンスや前提が抜け落ちることがあります。特に『決定事項』は、元の発言と食い違っていないかを必ず確認しましょう。ここだけは省略しないのが、信頼される議事録のコツです。
毎回ラクにするコツ
注意点・セキュリティ
社外秘や個人情報を含む会議は、クラウドのAIに丸ごとアップしてよいか、必ず社内ルールを確認しましょう。心配な場合は、固有名詞を伏せて要約だけ作る、または社外に出さないローカルAI(LM Studioなど)で処理する方法もあります。録音データの保存期間や削除のルールも決めておくと安心です。
まとめ
『録音の同意→文字起こし→形式を指定した下書き→原文と照合』を一つの流れにします。小さく試して、修正にかかった時間と見落としを記録すると、自分の会議に合うか判断できます。短縮を優先して、決定事項・担当・期限の照合は省かないでください。他の候補は『議事録を作りたい』の目的別ページで確認できます。
参考にした一次情報
機能・数値・事例は、提供元や公的機関が公開した情報で確認しています。
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このページのQ&A
この記事に関するよくある質問です(サイト全体のFAQは別ページにあります)。
Q1無料でできますか?
Nottaの無料枠とChatGPT無料でも始められます(時間・回数の上限あり)。
Q2オンライン会議でも使えますか?
はい。同席機能や画面録音で対応できます。
Q3英語の会議は?
文字起こし後に『日本語に翻訳して要約して』と頼めます。
Q4精度が低いときは?
議題と参加者名を事前に渡す、議題ごとに区切る、固有名詞を先に直すと改善します。
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